ソフィア「新番組だっ!こんちくしょうぉぉぉぉぉっ!」
ライズ「やあ。キミかい?今度アスタの下らないSSが再開されるんだ。
アスタってのはアレだろ…?ぐほっげほごほっ…」
ソフィア「え〜いぃっ!つべこべ言わずに、読め!貴様ら♪」
ソフィア「セクシーコマンドー皆伝!すごいよ!!ソフィアさん!4月7日より、毎週日曜から土曜。
時間帯未定でDS内掲示板にて執筆開始!」
ソフィア「目指すは、支持率100万%!!!」
ライズ「そりゃムリだ!」
ドルファンに来てから数ヶ月が過ぎた。あれからソフィアと何度かデートしたが、
ジョアンの事だけは聞き出す事が出来なかった。
彼女とあの爬虫類の関係を肯定も出来ず、否定も出来ない。
曖昧な気持ちのまま、時間だけが残酷に過ぎていったのだ。
だが、何の収穫も無かった訳では無い。ソフィアは物静かな場所が好きらしく、特にシアターに興味を示していた。
いや、詳しく言えばシアターではなく、舞台の方に関心があるらしい。
理由は聞いていないが、彼女が舞台を見つめる時の目は、普段の優しい眼差しではなく、真剣味に溢れている。
舞台を楽しむのではなく、そこから何かを得ようとしているのだ。
舞台が終了してからも直ぐには席を立たず、惜しみない拍手を送り続ける。
その一途な心は、その都度舞台出演者に届いている事だろう。
他にも、銀月の塔から見下ろせるドルファン国の景観も好きらしく、2人で何度か見に行った事がある。
頂上に登るには、結構な距離と階段を克服しなければならないが、
その光景を目にすれば、一瞬にして疲労感を忘れられる。それだけ美しい景色を眺められるのだ。
とても戦争の火が燻っている様には見えない。
しかし、そんな甘ったれた思いも、直ぐに打ち砕かれた。
ドルファンに夏の日差しが差し始めた頃、俺がこの国に入国してから初めての戦争が勃発したのだ…