魔血玉(デモン・ブラッド)



 四世界の魔王の力の象徴とも言える、宝玉。四つでセットになっており、これに簡単な増幅の呪文を唱えることによって、魔力を数倍に上げることができる。リナはこの呪符(タリスマン)によって、ラグナ・ブレード ゼラス・ブリッドブラスト・ボム など、通常の人間の魔力では使えない呪文を次々と使うことができた。魔力を増幅する他にも、その力 を最大限解放すれば、各魔王の魔力を直接敵にぶつけることもできる(ただしかなりの条件下において の場合)。
 それぞれ、赤い玉は「赤眼の魔王(ルビーアイ)」、黒い玉は「闇を撒くもの(ダークスター)」、青い玉は「蒼弓の王 (カオティック・ブルー)」、白い玉は「白霧(デス・フォッグ)」を表している。
 元々はレイ=マグナスの持ち物だったが、降魔 戦争の褒賞としてゼロスの手に渡り、彼が人間のフリをする時に使用 されていた。それをリナが巧みな話術(?)で買い取り、魔力増幅アイテムとして大いに活用するが、 ルークとの最終決戦で、各魔王の力を最大限に引き出すために破壊という 手段をとったため、現在は失われている。