SS01〜03、MS02、04、05に登場。 外見年齢は十五、六歳。体格はその年頃の女性としては標準的。長い黒髪を、頭の両側でくくって いる。表情も言葉遣いも、外見年齢よりさらに子供っぽい。シェリフスター・ カンパニー、キャンペーン一課、チーム・シューティングスター所属。 クロフト社軍産部門が三年前に造り出した生体兵器。常人に比べて運動 能力が高いだけではなく、サミィやイーザーに 比べても肉体能力が高いのか、それとも単に自制がきかないだけか、よく素手で敵を攻撃したり物を 壊したりしている。 その言動のあまりの幼さのため、普段はレティシアにいつも 「三歳児」呼ばわりされているが、レティシアでは考えつきもしなかった生物学的見地の意見を述べる こともあり、決して頭が悪いわけではなく、生物学の知識は相当あるようだ。思考力も、別に並の人間 以下ということはなさそうである。それどころか、戦闘技術やさまざまな知識、いくつかの言語まで 修得済みらしい。最近は、だんだん思考や言動も三歳児を脱し、大人びたところが多くなってきた。 また、そのあっけらかんとした性格は遺伝子操作によって痛覚を除去されていて、恐怖を知らない ためとも考えられる。(痛覚がないため、怪我をしたり殴られたりしたら、「痛い」と口にするよう 教育を受けているようだ)また、一般人にプロフィールを聞かれた時のために、偽の年齢や出生地の 設定があり、人に聞かれたらそう答えるように、と教えられているらしい。 三度のメシよりトーフ(豆腐)が大好きで、我々日本人でさえ知らないような、マニアックなトーフ の味つけ方法を知っていたりする。トーフをごほうびにもらえる、と聞くと、やる気がかなり上がる ようだ。トーフさえあればごきげんで、ことあるごとに口に出したり食したりしている。 サミィと違い、時にはその迫力をひたすらコワく感じてしまうこともあるが、基本的にレティシアは 大好き。メニィいわく、「そばにいるとあったかい」そうだ。 ちなみに就寝前のファッションは、やや大きめの青いパジャマに白いスリッパ、いつも くくっている髪は下ろす、というもののようだ。 |