SS01〜03、MS02、04、05に登場。 やや長身で、長くまっすぐ伸ばした黒髪に、前髪の一房だけ金髪が入っている。二十歳に届いて いない、ということらしいが、見た目の年頃がサミィとあまり変わらないと いうことは、17〜19歳、といったところか。ちなみに身長も、サミィと同じくらい。格闘技を修得 しているが、それほど筋肉はついていない。クイーンいわく、「フェアな 賭けと見せかけて、後ろから麻酔銃撃ち込むタイプ」。シェリフスター・ カンパニー、キャンペーン一課、チーム・シューティングスター所属。 クロフト社社長、ランドルフ=マイスターの 一人娘。ティモシー=マイスターという兄が一人いる。母親はまだ語られた ことがない。いわゆるものすごいお嬢さまということになるが、父親には反抗している。その証が 彼女の髪で、元々は金髪なのを、前髪を一房だけ残して黒く染めている。また、 メニィに「レティ」と愛称で呼ばれるのを、レモンティーみたいでイヤだと嫌がるが、兄の ティモシーもレティと呼んでいるところを見ると、もしかすると髪と同じく、実家と決別する意志の 現れなのかもしれない。ただし、本質は優しい性質のため、父を完全に見限ることはできないようだ。 父と、人型の遺伝子操作生体兵器の計画に対する反発から、自らシェリフスター・カンパニー で実働部隊として働いている。最近はその理由に、なんとかメニィたちを助けたいという気持ちも 加わっている様子。実働部隊メンバーでは唯一の人間ということになるが、それでも遜色 なく働いている辺り、彼女の優秀さと努力がうかがえる。兵器や装備品、サバイバルの知識等を持ち あわせており、何かの格闘技も身につけているが、一朝一夕で会得できるものではないだろうから、 おそらく蝶よ花よというちやほやした育てられ方はされていないものと思われる(少なくともここ数年 は)。 イーザーと同じく無表情なタイプだが、レティシアの場合は単に感情 表現がヘタなだけであり、最近はメニィのことに関しては、心配したり動揺したり微笑んだりと、表情 が多くなっている。ただし、他に関してはまだ改善の必要があるようで、サミィに嫌われる原因の ひとつは自分の無表情であるとわかっていながら、なかなか直せないようである。 髪の中に樹脂製の小型拳銃を隠している。弾は硬化ゴムの弾頭で、頭にぶつければ脳しんとうを 起こして気絶するくらいの威力を持っている。…もっとも、それで頭蓋骨にヒビが入る危険性は有して いるのだが。 SS02、「ジ・アンノゥン」の事件がトラウマとなっており、少々水に苦手意識を持つように なってしまったようだ。 |